体内の脂肪の量(あるいは体重にしめる脂肪の比率)を求めることはかなり困難であったが、脂肪とそれ以外の人体構成成分ではインピーダンスが異なることを用いた測定法が広く行われるようになり、手軽に体脂肪率を測ることができるようになった。そのための計器が体脂肪計である。
例えば、足を乗せるための極板を両足別に用意してその間に微弱な交流電圧を印加し、裸足で極板に乗るようにすれば、人体のインピーダンスを求めることができる。極板にストレインゲージを取り付ければ体重も同時に測定できる。
しかし、体内の電流の流れ方は一様ではないので、インピーダンスの測定結果がそのまま体脂肪率を反映するわけではない。体脂肪計は、他の原理を用いて正確に測った体脂肪率を基準として、インピーダンスの測定結果の他に性別、年齢、身長、体重などのデータを加えて換算を行うプログラムを内蔵しているが、必ずしも正確な値が得られるとは限らない。従って、家庭用体脂肪計の結果そのものは一種の目安とし、同じ体脂肪計で測った結果の長期的な変動に注目するとよい。そのため、高機能な体脂肪計には、測定結果を記憶していく機能も内蔵されている。
以下に該当する者は、水分率や骨密度の違いから、体脂肪計の測定結果と真の体脂肪率の違いが大きいと言われている[1]。
成長期の児童
高齢者、閉経以降の女性
ボディビルダーやスポーツ選手、またはそれに近い人
風邪などで発熱中の人
むくみ症の人
骨粗鬆症患者
妊娠中の人
人工透析患者
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